9月に入り、夏の間煩かった蝉しぐれに代わって、夜には虫の音が聴こ
えて来るようになった。
唱歌「虫の声」で ♪秋の夜長を鳴き通す~ ああ面白い虫の声...
と歌われているように、秋の空気をふるわせて鳴く秋の虫達、夕暮れから
一斉に鳴き出すその声は夜になり、周囲の物音が静まってくるに従って、
いっそう大きく響いてきます。
その声はちょうど激しく降る雨を思わせるところから、虫時雨(むししぐれ)
という言葉が生まれたそうです。
コオロギやマツムシ、スズムシなど、いくつもの虫の音が集まって、まるで
オーケストラのように一つに融け合って聴こえてくるのは、夏の「蝉時雨」
とは違って、この季節ならではの風情があって味わい深いものです。
フールドや庭先で撮った秋の虫たちを在庫写真からアップします。
エンマコオロギ。

キリギリスの仲間のサトクダマキモドキ。

こちらは、バッタの天敵であるカマキリさえも捕らえて
食べてしまうという、昆虫界最強のプレデター
ヤブキリ。

秋枯れとともに、やがて姿を消してゆく
虫たちの運命が思われるせいか・・
「虫時雨」という言葉には、どことなく
寂しい響きも感じてしまいます。。